にほんごで NEWS Indonesia!

インドネシアのニュース記事を日本語に翻訳して掲載してます。なお、本ブログ掲載記事の誤訳におけるトラブルには一切の責任を持ちません。また、本ブログ中の掲載物は、引用元が明記してある場合を除き、本ブログ管理者に帰属しています。

11/30 ジョコウィ大統領「シギでのテロ行為者の徹底的捜査を警察長官に命じた」/Jokowi: Saya Perintahkan Kapolri Usut Tuntas Pelaku Teror di Sigi

 

引用(翻訳)元はこちら

 nasional.kompas.com

Chusna Farisa | Editor Krisiandi
KOMPAS.com 30/11/2020, 17:34 WIB 

 

ジョコウィ大統領は30日月曜、11月27日木曜日に中央スラウェシのシギでおきた一家殺害事件の犯人の捜査を、警察長官のイドハム・アジス氏に命じたことを認めた。この事件は、テロ組織「東インドネシア・ムジャヒディン(MIT)」のによって行われたと考えられている。この事件の後、警察長官は空軍司令官のハディ・チャヤント氏とともに警戒を強めるよう、大統領から指示された。大統領は11月30日日曜日、自身のユーチューブを通じて、「犯人グループの徹底的な捜査をし、組織の末端まで壊滅させるよう警察長官に命じた」と述べた。

「また、警察長官と空軍司令官には、警戒を強めるよう養成した。」大統領は、このような非人道的かつ野蛮な行動を強く非難し、加えて、こういった行為は社会を挑発し、恐怖を生み出すものであり、また、国民の団結と調和を破壊するものである、と続ける。「私達の故郷には、テロリストのための場所は存在しないということを、改めて強調する」と発言した。

またジョコウィ大統領は、この悲劇の犠牲者に対し、深い哀悼の意を示し、政府は遺族に見舞金を与えるだろうと述べた。一方で、国民に対しては、冷静さを保ち、共にテロと戦うよう呼びかけた。「すべての国民に、冷静さを保ち、団結し、そして警戒を絶やさないようにお願いする。我々は皆、テロリストに対抗するために団結しなければいけない」と語った。

 

ところで、この中央スラウェシ・シギ県パロロ地区、レンバントンゴア村のリマレウォンという集落での殺人事件が明らかになったのは、パロロ警察署の署員の一人が情報を受け取った木曜日(11月27日)である。

警官が現場に到着した時、哀れな4人の遺体を発見した。また、その死傷者とは別に、全7世帯が何者かにより全焼しているのも見つかった。この現場は、中部インドネシア時間の18時から23時ごろに、現場係員によって処理された。警察は目撃者5名の証言から、容疑者は10人であり、うち3人がライフルと、拳銃2台を所持していたと説明した。この目撃者の証言から、犯人はテロリスト集団MITだと考えられている。

 

この事実は、目撃者の5名が係員によって指名手配者リストを示されたあとに明らかにされた(原文 ”diperlihakan”→” diperlihatkan”?)

警察本部広報局長、警察広報課准将のポル・アウィ・セティヨノ氏によれば、警察の治安部隊はすぐにMITの指導者であるアリ・カロラの追跡を行ったという。アウィ氏は語る。「現時点で、アリ・カロラのグループの追跡を行うために、ティノンバラのタスクフォース(※注 特別任務のために編成された部隊)や、中央スラウェシ州警察の警察機動隊、そして国軍から、合わせておよそ100名が控えています。」

 

 

 

今日のひとこと

中央スラウェシのポソは、一時期ISISの指導者が隠れていると言われていた地域でもあり、一時期は渡航危険地域になっていました。

認識が間違っていなければ、保守的なムスリムの多い地域だったように思います。

スラウェシのジャングルの中で捜査難航するんだろうなぁ…。

 

 

英語・インドネシア語の個別オンラインレッスンを開講しています。

【生徒募集中】英語・インドネシア語のオンライン個人レッスン

ご興味のある方は、こちらからお問い合わせください。